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友史会は大和歴史館(現奈良県立橿原考古学研究所附属博物館)の友の会として1955年に発足しました。

考古学の最新の話題満載の講演会と遺跡めぐりを定期的に開催しています。

「展示会・講演会」を更新しました。(2016/8/5)

展示会・講演会

【緊急のお知らせ】

◆8月20日(土)~ 10月2日(日) 特別陳列「モンゴル草原7世紀の極彩色壁画 オラーン・へレム墓」開催

2011年、モンゴルの首都ウランバートル西方約220㎞に位置するブルガン県バヤンノール郡オラーン・ヘレムにある7世紀代の墳墓から、モンゴル初となる極彩色壁画が発見され大きな注目を集めました。壁画には、中国唐代の壁画墓や日本の高松塚古墳、キトラ古墳でみられる四神の青龍と白虎をはじめ、官人や樹下人物図などが描かれています。また、そのスケールは同時期、中国で発見される壁画にも匹敵するものです。展覧会では、写真、精密な復原模写などを通じて、この貴重な墳墓の壁画を紹介します。

おもな展示品
・オラーン・ヘレム墓概要(説明・写真パネル)
・オラーン・ヘレム墓壁画実寸画像(白虎図、楼門図、牽馬図、官人図など)
・オラーン・ヘレム墓壁画復原模写(青龍、白虎、畏獣、樹下人物、牽馬、官人、楼門図など)
・壁画復原模写制作工程(説明パネル、道具、材料など)
・映像 オラーン・ヘレム墓の現状および復原状況の3D CG映像の放映

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◆8月28日(日)特別陳列「モンゴル草原7世紀の極彩色壁画 オラーン・へレム墓」講演会 研究所講堂 13時~16時(12時開場)
講演
「オラーン・ヘレム墓の概要」(日本語通訳あり)ガルバドラフ・エンフバット氏(モンゴル国立文化遺産センター所長)
「大草原の壁画墳墓に挑む~オラーン・ヘレム墓「壁画復原模写」への道のり~」
小野村 勇人氏(有限会社 彩色設計代表)

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◆9月1日(木)「(仮)シリア・パルミラの現状を考える」講演会 研究所講堂 13時~15時40分(12時開場) 平日開催ですがぜひご参加ください。
 パルミラ奪還後現地を訪れたシリア古物博物館総局長アハマッド・ディープ博士とポーランド・ワルシャワ大学ロバート・ズコウスキー博士の2名から、破壊された遺跡の考古学的・文化遺産学的な情報を得ることによって、シリア・パルミラの現状を理解し、今後日本がどういった協力が可能かを探ります。
パルミラは、日本のシリアにおける発掘調査の歴史において重要な遺跡です。特に1990年から2010年までは、奈良県・奈良県立橿原考古学研究所を中心にパルミラの地下墓、家屋墓が調査されました。そして調査した4基の地下墓の2基が修復復元され、2010年まで一般公開されていました。しかし、2011年以降の内戦により、それら地下墓は盗掘され、彫像が持ち去られました。
 2015年、シリア・パルミラ遺跡はISの暴挙により、パルミラ博物館は占拠され、ベル神殿、バールシャミン神殿、記念門、エラベール塔墓、ヤムリコ塔墓等の主要建築物がことごとく爆破され、2000年余り人々と共に過ごしてきたその姿が、眼前から消えてしまいました。
 2016年3月シリア政府によってISからパルミラが奪還され、実際のパルミラの破壊状況が明らかになりました。そのような中、シリア古物博物館総局Dr. Ahmad Deebとポーランド・ワルシャワ大学のDr. Robert Zukowskiは研究者として初めてパルミラを訪れ、ベル神殿、バールシャミン神殿、記念門、パルミラ博物館の破壊状況を記録しました。そしてパルミラ博物館の展示品に関して緊急的な修復を行いました。その後も彼らはパルミラを訪れ、崩壊寸前のパルミラ博物館からISによって破壊された展示・収蔵品をダマスカスに移送する作業にも従事しました。しかしこのような状況は、まだ世界では広く紹介されていません。パルミラは、日本(奈良)が深く関わり、また日本の人々にとって関心の深い遺跡です。そこで今回、来日した両名にパルミラの現況やパルミラのために今後なすべきこと、将来への展望などを直接聞くことが、今後、日本がシリア、パルミラに対して何ができるのかを考える絶好の機会となると考えます。

スケジュール
13:00-13:10 開会挨拶:菅谷文則所長
13:10-13:20 講演会趣旨説明:西藤清秀前館長
13:20-14:20 「パルミラの現況と将来(仮題)」 アハマッド・ディープ博士(シリア古物博物館総局長)
14:30-15:30 「パルミラでのポーランドの現在の取り組み」ロバート・ズコウスキー博士(ポーランド・ワルシャワ大学)
15:30-15:40 閉会挨拶

◆10月29日(土)秋季特別展「蘇我氏を掘る」大阪講演会 大阪市住吉区民センターにて 12時30分から

演題と講師
    「蘇我氏の成立と展開」 : 倉本一宏氏(国際日本文化研究センター教授)
    「蘇我氏の遺跡学」    : 坂 靖氏(当博物館学芸課長)

会 場:大阪市住吉区民センター
   大阪市住吉区南住吉3―15―56
   最寄駅:南海電鉄 高野線「沢ノ町駅」 JR阪和線「我孫子町駅」

会費:無料、事前予約不要
詳細は会報9月号に掲載すると共に講演会案内チラシを同封します。

 
◇速報展「大和を掘る34―2015年度発掘調査速報展―」
  おもに2015年度に発掘調査された遺跡について出土遺物および調査写真・図面のパネルを展示いたします。
 開催期間 2016年7月16日(土)~9月4日(日)、
       月曜休館、但し7月18日(月祝)は開館、7月19日(火)は休館。
 主  催 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
 協  力 各市町村教育委員会、奈良文化財研究所、興福寺、称念寺、東大寺、薬師寺
 会  場 当博物館特別展示室

 ◇10月1日(土)第108回大和考古学講座「古墳時代の南九州とヤマト政権」―国家形成期における周縁地域の動態―
講師: 吉村 和昭 氏 奈良県立橿原考古学研究所付属博物館学芸係長
日時: 平成28年10月1日(土)午後1時30分~4時30分(受付開始午後1時)
場所: 江戸東京博物館1F大ホール
主催: 奈良県立橿原考古学研究所 友史会   共催: 東京新聞
講演ポイント:古墳時代は日本列島の国家形成期にあたり、南九州はその「周縁」に位置づけられます。
同地域では、前方後円墳を代表とする高塚古墳が築かれる一方で、地下式横穴墓をはじめとする地域特有の墓制が展開します。今回の講座では、地下式横穴墓における豊富な人骨埋葬状況、依存状態良好な副葬品の分析から、南九州古墳社会の親族関係、社会構造を考察し、さらには「中心」との関係、古墳社会全体での位置づけを論じていきます。
参加料 1,000円 (友史会会員は無料。会員証提示)
申込み
件名を「第108回大和考古学講座申込み」とし、お名前、ナマエ(ふりがな読み)、住所、一般(会員は会員番号)の必須記載事項を明記し、tokyoshibu@kashikoken-yushikai.org宛、もしくは当ホームページ「お問合せ」フォームより申し込んでください。
メール1通につき1名、締め切り;平成28年9月15日。 先着400名。
*講座に関する問い合わせは、上記申込先の東京支部宛アドレスへお願いいたします。

お知らせ



◆友史会 ◇橿原考古学研究所附属博物館

 遺跡を歩く例会は博物館の副館長、学芸員の先生方の熱心なご指導のもとに
年7回、実施しています。
○次のものを持参して下さい。
 ・当日の資料としての当月号会報
 ・会報を送付した封筒と、会員証
 ・FMラジオ(遺跡説明の受信用)
 ・弁当、飲用水(夏場の熱中症予防のため頻繁に水分摂取を心がける)
○例会中、次の事項を守って下さい。
 ・歩きやすい服装と靴を着用
 ・交通ルールの順守(信号点滅時の道路横断不可、道路片側を歩く)
 ・講師説明中の私語を慎むこと
 ・見学地での遺物の採取は不可
※見学当該地に午前6時の時点で気象警報が発令されていれば、原則として例会
 は中止になります。
 友史会賞:全例会参加者(会員証裏面の例会欄に全押印があること、6月例会は定員制のため、講演会参加に代替できます。)
 準友史会賞:友史会賞対象者以外で例会・講演会併せて10回以上の参加者。
 賞品:総会時に発表予定受取り
 期間:3月の総会終了時から平成28年6月末まで。
 受取り方法:自己申告(押印のある27年度会員証提示のこと)
 受渡し場所:橿考研附属博物館ミュージアムショップ
 4月1日の人事異動で、企画部企画課より附属博物館学芸課に着任いたしました。
博物館勤務は2回目です。前回は平成3年からの3年間で、もうふた昔も前のことですから、
覚えている方もあまりいらっしゃらないことと思います。
その時は、特別展「隼人―古墳時代の南九州と近畿―」、「吉野・紀ノ川悠久の流れ」
などを担当しました。
 前の部署でも、平成24年に開催した「末永雅雄―末永考古学の軌跡―」を企画担当
するなど、少しだけ展示に関わることがありましたが、やはり20年以上のブランクを経ての
学芸業務、まだまだ戸惑うことが多くあります。
 22年ぶりの学芸業務、新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。友史会の皆様とも
講座、例会などさまざまな機会を通じて、交流し、ともに学んでいきたいと思いますので、
よろしくお願い申し上げます。
 7月26日(火)~8月14日(日)まで展示室工事のため第二展示室(古墳時代)を閉室します。同期間中、第二展示室の一部の資料を特別展示室で展示します。
①上町台地の遺跡(大阪城、難波宮、四天王寺、摂津国分寺など)
②百舌鳥古墳群(大山古墳、百舌鳥陵山古墳、いたすけ古墳など)
  を来年2月に発行予定です。

遺跡めぐり

案 内:木下 亘副館長
日 時: 7月17日(日)9時30分
集 合:JR阪和線久米田駅
行程:JR久米田駅→久米田古墳群→久米田寺→久米田池→摩湯山古墳→観音寺(昼食)→稲荷山古墳→玉塚古墳→狐塚古墳→丸笠山古墳→JR阪和線信太山駅

 大阪府岸和田市と和泉市にかけて分布する古墳(群)を見学。
案内 吉村和昭先生 
日時 平成28年6月19日(日)午前10時
集合 JR京都線 摂津富田駅
行程 嶋上郡衙跡→芥川廃寺→今城塚古墳・高槻市立今城塚古代歴史館→郡家車塚古墳→前塚古墳→闘鶏山古墳→新池遺跡(埴輪製作遺跡)→番山古墳→二子山古墳→太田茶臼山古墳→太田廃寺
案内 千曲市教育委員会歴史文化財センター 所長 矢島宏雄氏
   橿原考古学研究所附属博物館    副館長 木下亘氏
平成28年5月28日(土)、29日(日)
(1日目) 森将軍塚古墳館→長野県立歴史館→森将軍塚古墳→有明山将軍塚古墳→科野の里歴史公園→戸倉上山田温泉→ミニ講座
(2日目) 大室古墳館→ムジナゴーロ周辺路(合掌形石室)→大室古墳群(エントランスゾーン)→大室神社→ハ丁鎧塚古墳→中野市立博物館→(長野駅・名古屋駅)