友史会会長 下尾 茂敏 会長をお引き受けして2021年度で7年目、運営委員は19年目になります。これだけ長くやることになるとは思いもよりませんでした。 この間いろんなことがありましたが、コロナの対応はもっとも記憶に残るできごとになるでしょう。感染動向の見通しが立たないなか、次の行事をどうするか、会報原稿締切期日に合わせて決めてゆくのは気が揉めました。残念ながら6月までの例会や、東京・名古屋大和考古学講座、大阪講演会を開催することができませんでした。 昨年度の会員数は1001名。かろうじて大台を割ることはなかったもののピーク時(98年黒塚古墳発掘の年)の6割、考古学ブームの前の87年のレベルとなりました。秋にはコロナもそれなりに落ち着くと思われます。博物館も11月に再開し、特別展示も予定されていると聞いております。盛り上げてゆきたいと思っておりますので、ぜひ行事参加とお知り合いにも入会のお声掛けをお願いします。 今年度も例年通り、年7回の歩く例会と3回の講演会、東京4回、名古屋2回の大和考古学講座を予定しておりますが、歩く例会のバスの使用につきましてはコロナの状況を見ながら対応してゆきます。 延期になりました大阪講演会につきましては、大阪の区民センターがコロナワクチン接種の会場となり秋まで使用できませんので、近鉄大和八木駅前の橿原文化会館大ホールに変更して開催します。三密を避け余裕をもってお座りいただけます。 遺跡地図は、シート45「城陽市・宇治市の遺跡」を、8月末発行の9月会報に同封します。次年度以降、嵯峨野、乙訓丘陵、長岡・大山崎、伏見・山科で完結予定です。 昨年度は中止しました国内旅行はコロナの状況を見ながら秋に開催できるかどうか検討します。 運営委員を常に募集しております。特に会計業務の経験者、会報やホームページの編集ができる方はぜひお願いいたします。気軽に運営委員に声をかけてください。 |