yushikai.jpg

奈良教育大学名誉教授脇田宗孝先生のご指導で
川原寺裏山遺跡出土三尊塼仏をモデルに実際に塼仏を造ります。

1日目:8月 8日(土)
2日目:9月 6日(日)
3日目:9月13日(日)


第1日目 2015年8月2日(博物館講座室)
 

脇田先生に準備いただいた型、粘土と作業用へらなどを
運営委員と橿原考古文化財団の担当者が博物館講座室に並べる。

三尊塼仏型起こし


                                          受付

脇田先生の解説を聞く

脇田先生のお手本                                粘土をこねる
  
                                  粘土を型に詰めてゆく

                                      粘土を詰め終える

作業開始
 

第2日目 9月6日(明日香村上居 赫窯)
 
素焼き作業

明日香村上居 赫窯にて素焼き作業
 
伊賀から運んだ廃材が燃料

1ケ月乾燥位させた塼(せん)
9時半作業開始。
1ケ月乾かした塼を窯に並べる

  10時から薪焚き開始。20時まで交代で薪割りと薪焚きを行う。

 交代で薪をくべる

運営委員が食事の準備
 

第3日目 9月13日 金箔押し仕上げ(博物館講座室)
焼きあがった塼は11日に運営委員により博物館に搬入。
 
金箔押し

金箔と脇田先生手づくりの作業用ピンセット

下地にカシュ塗料を塗る
カシュ-ナッツから搾りだした油を原料をした樹脂で出来た塗料で、光沢と厚みのある塗膜から漆の代用品として使われる

金箔を押してゆく
薄い金箔はすぐ破れて難しい作業
完成した塼を方形に並べて川原寺の壁を再現
塼(せん)写真拡大
完成品を前に記念写真
集合写真 拡大
 
脇田先生ありがとうございました。
参加者の皆さんおつかれ様でした。
運営委員、橿原考古文化考古財団、サポータの皆さんご苦労様でした。
 
撮影 松浦章二