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案内 鶴見泰寿先生
日時 7月15日(日)10時
集合 平城宮跡資料館前
行程 平城宮跡資料館→第一次大極殿→中央区朝堂院→朱雀門→朱雀門広場→昼食(平城宮いざない館は昼休憩後にまとまって見学します)→壬生門→兵部省・式部省→小子部門(ちいさくべもん)→建部門(たけるべもん)→東院庭園→東院→東区朝堂院→第二次大極殿→内裏→宮内省→平城宮跡遺構展示館→造酒司井戸→大膳職(だいぜんしき)→佐紀池(午後三時解散)

平城宮内の朱雀門や大極殿、東院庭園が復原され、今年3月には朱雀門前ひろばに「平城宮いざない館」がオープンしました。例会では奈良時代に平城宮内に設置された数ある施設について、その遺構を見ながら約八キロ歩きます

大和西大寺

近鉄西大寺駅前北口

集合場所の「平城宮跡資料館」までは運営委員さんが要所ごとに立って道案内

平城宮跡資料館

集合時間前に見学する会員さん

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下尾会長の挨拶

背後の建物は平城宮跡資料館

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鶴見泰寿先生の挨拶

平城宮を例会で歩くのは初めて

地元なのに「灯台下暗しですね」と鶴見先生

第一次大極殿院復原事業情報館

「第一次大極殿」の復原事業の資料や情報を分かりやすく紹介し

古代の技を体験できる施設

「復原事業情報館」内で解説ボランティアさんの説明を聞く会員さん

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館内から第一次大極殿が見える場所を選んで先生のお話

外は猛暑!先生のお心遣いに感謝

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「南門」復原工事資材館横を通り、第一次大極殿へ向かう。

太陽が容赦なく照りつける

第一次大極殿

平城遷都1300年にあわせて2010年に完成

復原された大極殿には免震装置が入っている

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鴟尾と大棟中央飾りと扁額

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第一次大極殿に入る会員さんが小さく見える

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高欄

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噴き出る汗をタオルで拭って、説明板を読む会員さん

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南方向に中央区朝堂院があった所や朱雀門が見える場所で鶴見先生の説明を聞く

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高御座 八角形の天皇の玉座

あらゆる文献を参考に復元されたそう

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組入天井と四神・十二支の小壁彩色

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復原「大棟中央飾り」の展示

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大極殿院の造成土中から「和銅三年」の木簡が出土!

和銅三年(710)にはまだ平城宮の中枢が工事中だったことを木簡が伝える

中央区朝堂院

大極殿院の南に広がる

即位、元日朝賀など国家儀礼が行われる場所

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この場所に位階順に整列した官人に思いを馳せながら歩く

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朝堂院南門の説明板を見る

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朝堂院南門があったところで解説を聞く。北(左)に大極殿、南に朱雀門

朱雀門

平成10年に完成

宮城内にある12の門の名称は門を守っていた氏族の名

朱雀門は大伴氏が守っていたので大伴門と呼ばれていた

朱雀門をめざして歩く

近鉄奈良線の踏切を渡る

時々某球団選手のラッピング車両が通るそう

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朱雀門に到着

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鶴見先生の説明を聞く

柱は人の数倍!

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鶴見先生の説明を聞く

後ろに見える建物は昼食場所になる「いざない館」

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朱雀門の正面には幅75mの朱雀大路が南方にのびる

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朱雀大路正面から東西には幅37mの二条大路が復原されている

外国使節を迎えるにふさわしい道

平城宮いざない館

今年3月にオープンしたガイダンス施設

観光客には楽しいテーマパーク

第一次大極殿の復原にあたり製作された1/5の構造模型

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いざない館の入り口の日陰で次の見学先の説明を聞く

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棚田嘉十郎像

平城宮の保存活動に尽力された地元の植木職人さん

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壬生門

二条大路跡を歩き兵部省・式部省のある壬生門に到着

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奈良時代後半には、実質的な平城宮の正門に

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兵部省・式部省 

軍事関係を担当していた兵部省、役人の管理をしていた式部省

奈良時代後半になると兵部省が武官担当、式部省が文官担当となり 官衙の配置も通路の左右対称に

左(西)が兵士の勤務評定などを行う兵部省、右が文官の人事などを行う式部省

建物の基礎部分が復原

官衙の配置は壬生門から入った通路の左右対称に向き合う

兵部省、式部省があったところには近鉄電車が走る

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南垣大垣

平城宮を囲んでいた築地塀

踏切の左横に復元された築地塀が見える

小子部門

的門(いくはもん)の別称がある

若犬養門、朱雀門、壬生門以外に見つかった南向きの門

平城宮が正方形ではなく東に張り出した形であることが判明

貴重な日陰を確保して先生の説明を聞く皆さん

譲り合いの気持ちが暑さを吹き飛ばす!

建部門

東院庭園とともに復原されている

東院庭園

平城宮東院の東南隅にある庭園

奈良時代前半はL字形の池と曲水があった

復原は奈良時代後半の姿

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東院庭園隅楼の鳳凰

鳳凰のデザインのある瓦が出土したため

屋根に鳳凰を取り付けたそう

東院

「東院玉殿新成」と『続日本紀』の記述通り、緑釉のかかった瓦がこの場所で出土

今は宇奈多理神社になっている

柵の向こうに庭園が見える

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トイレの後ろの辺りで井戸跡と竈跡を検出

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木陰で東院(写真後ろ)の説明を聞く。

東区朝堂院

奈良時代後半の役所

盛土は12の建物があった場所を示している

第二次大極殿

天平17年に新造されたもの

平城遷都時に建てた大極殿は解体され恭仁宮に移築

礎石建ちの大型建物

復原した基壇の上から奈良の景色が見える

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第二次大極殿院(左の小高いところ)に到着

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大極殿の南側(写真左)に見える低い基壇は大極殿閣門

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第二次大極殿基壇から若草山、大仏殿、二月堂を遠望

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内裏

天皇の私的な住まい

掘立柱建物で中央には二つの正殿が南北に並んでいた

植樹で建物の柱跡を表示(第二次大極殿から)

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内裏の井戸も再現

天皇専用の井戸

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直径1.7mの杉の巨木をくり抜いて作られた井戸枠(遺構展示館)

推定宮内省

天皇の生活全般を支える役所

築地塀で囲まれた推定宮内省の復原建物に入る

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掘立柱建物を再現

礎石(左)がある位置に大型建物があったのでは?

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大きな庇のある建物はとても有難い!

平城宮跡遺構展示館

内裏正殿復原模型や内裏出土井戸枠などを展示

発掘調査で検出した遺構を当時の状態で展示

平城宮跡遺構展示館に到着

展示館と聞けば、何故か足早になる

暫しの休憩 冷たいものが飛ぶように売れた!

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築地回廊模型

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柱跡の遺構 柱穴の切りあいから何度も建て替えられたことがわかる

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塼積基壇建物模型

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遺構展示館の南側屋外、塼積基壇建物の部分復原。先ほど立ち寄った宮内省建物が見える

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遺構展示館の軒下をお借りして先生の説明を聞く

「この場所から西大寺行のバスが出ています」と熱中症の心配をされる先生

 誰もリタイア無し!

造酒司井戸

造酒司は宮内省に付属する役所で、酒・酢の醸造を担当

井戸に屋根をつけていることから神事や祭祀に使うお酒を作る特別な井戸

井戸の遺構は盛土で保護 復原された井戸にしばし涼を得る

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「造酒司の井戸」説明と復元図

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大膳職

宮内省に付属する役所

朝庭で必要とする食物の管理や調整を業務とする

奈良時代後半、第一次大極殿が移築された跡地に設置

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「平城宮第一号木簡出土地」説明板

小豆や味噌・醤油のお取り寄せ!女性ならではの木簡が第一号

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大膳職説明板

柘植の植栽は大膳職建物の柱跡

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大膳職の建物イメージ(説明板より)

佐紀池

『続日本紀』『万葉集』に見える聖武天皇が出御した「西の池」と考えられている

平城宮は自然を利用して作った池つきの宮殿

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鶴見先生の閉会の挨拶

猛暑の中、会員さんの体調を気遣いながらの説明有難うございました

                          写真撮影 小田正